胡蝶蘭の花言葉にはどのようなものがあり、それらの中には悪い意味や怖い意味があるのかについて調べてみました。
華麗で凛とした花姿の胡蝶蘭ですが、圧倒的な存在感ゆえに、その花言葉に悪い意味や怖い意味があるのではないかと疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらの記事では、胡蝶蘭を大切な方に贈りたいと検討している方に向けて、胡蝶蘭全体の花言葉や、色別の花言葉を調査する中で発見した、驚きの事実を深堀りしてお伝えしたいと思います。
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胡蝶蘭の花言葉に悪い意味や怖い意味はある?
後ほど、胡蝶蘭全体や色別の花言葉をお伝えしますが、結論から言いますと、胡蝶蘭の花言葉には悪い意味や怖い意味はありませんでした。
では、どうして胡蝶蘭に怖い花言葉のイメージがあるのかについて調査してみました。
同じラン科に怖い・悪い花言葉を持つ花がある
ランの女王と呼ばれる「カトレア」には、「成熟した大人の魅力」「優美な女性」「魅力」「魅惑的」「魔力」といった花言葉があります。これらの中で「魔力」というのは、人を操るようなやや怖いイメージがあります。
また、「デンドロビウム」の花言葉には、「思いやり」「天性の華をもつ」「わがままな美人」という意味があります。「わがままな美人」からは自分勝手に振る舞う、やや悪い印象を受ける花言葉ですね。
迫力のある大きな花姿
大輪の胡蝶蘭ですと、花の大きさが11cm~15cmもあり、背の高さは80cm~100cm近くあり、その花数は、花茎の株数(立数)に比例して増えていきます。
なので、様々なお祝いシーンで定番の3本立てを例に挙げると、女性の手のひらサイズの花が30輪ほどあり、人間の子供の背丈ほどあるため、その迫力のある存在感に、やや怖いと感じてしまう方がいるのではないでしょうか。
うねりのある根の形状
一般的な鉢植えの植物の場合、根が土中に埋まっていて見えませんが、胡蝶蘭の根はむき出しなっています。
その白く太い根が鉢からむき出しになっているだけでなく、曲線を帯びてうねりのある根なので、怖さや気味悪さを感じる方もいるのでしょう。
しかし、胡蝶蘭のグロテスクで個性的な根の形には、実は理由があるんです。
着生植物の胡蝶蘭は、木や岩などわずかなスペースに根を伸ばして固定し、空気中の水分や雨などから自ら水を蓄えて光合成を行なうことで、養分を蓄えています。
つまり、胡蝶蘭は寄生植物と違い、他の植物から養分を奪わずに、自力で水分や養分を集めて力強く生き抜いているのです。
このように、他の植物との共存を選んで、土のない過酷な状況の中で自力で生き抜いてきた背景を知った方の中には、胡蝶蘭がなんだか愛おしく、勇敢な植物であると感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
胡蝶蘭の花言葉【日本】
胡蝶蘭の花の色に関わらず、胡蝶蘭全体には「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という素敵な花言葉があります。では、その花言葉の由来とは?
- 「幸福が飛んでくる」
胡蝶蘭という名前の由来にもなった「蝶」のような花姿は、蝶がひらひらと舞い幸せを運んでくるイメージがあるので、「幸福が飛んでくる」という縁起の良いポジティブな花言葉がついたのでしょう。
胡蝶蘭が様々なお祝いシーンを演出するフラワーギフトとして人気がある理由は、その華麗で存在感のある花姿だけでなく、大切な方の新しい出発を祝福したり、日頃の感謝の気持ちを託して贈る上で、その花言葉がふさわしいからでしょう。
- 「純粋な愛」
「純粋な愛」の花言葉は、「ファノレプシス・アフロディーテ」という胡蝶蘭の学術名から由来しています。
「ファノレプシス」は「蝶のような」という意味で、「アフロディーテ」はギリシャ神話の愛と豊穣の女神であるアプロディーテ(別名:ヴィーナス)の名前から付けられました。
胡蝶蘭の色別の花言葉
胡蝶蘭には様々な花色がありますが、花言葉を持つ白、ピンク、青についてご紹介したいと思います。
白い胡蝶蘭の花言葉
- 「純粋」「清純」
白い胡蝶蘭の花言葉の由来については定かではありませんが、汚れのひとつもない美しい花びらの純白色にちなんで名付けられのかもしれません。
エレガントで清潔感のある白い胡蝶蘭は、どんなお祝いシーンでも活躍してくれる王道のカラーです。
どの色を選べば良いか迷った場合は、白を選べば間違いありません。
白い胡蝶蘭の花姿は、きちんとした印象を与えるので、大切なビジネスシーンで祝福の気持ちを伝えるのにふさわしい、華やかなお祝い花と言えます。
また、白い胡蝶蘭はブライダルフラワーや、葬儀や法事での供花としても適しており、どんな冠婚葬祭のシーンでも、その場にふさわしい演出をしてくれるでしょう。
ピンクの胡蝶蘭の花言葉
- 「あなたを愛します」
ピンクの胡蝶蘭には、愛らしい雰囲気があり、花言葉も愛情をストレートに表現しています。
ピンク色は女性向けの贈り物にぴったりの花色なので、ビジネスシーンの場合、美容室の開店祝いや職場の女性上司の昇進祝いなどに向いています。
また、母の日やお誕生日、記念日など大切な方への個人ギフトにもふさわしい花言葉ですから、普段は恥ずかしくて自分の気持ちを素直に伝えられない方も、ピンクの胡蝶蘭を贈ることでその愛情を一緒に伝えてみてはいかがでしょうか。
青い胡蝶蘭の花言葉
- 「尊敬」「誠実」
青色のイメージとして、冷静さや堅実、真面目な印象があるので、「尊敬」や「誠実」といった花言葉があります。
青い胡蝶蘭は希少性が高く、贈り先の方の心にずっと残るような印象深いものとなるでしょう。
花言葉のように尊敬している上司への贈り物として選んでみたり、仕事の取引先のコーポレートカラーがブルーであれば、周年祝いとして青い胡蝶蘭を贈ってみてはいかがでしょうか。
その他(紫/黄/オレンジ/リップカラー)の胡蝶蘭の花言葉
胡蝶蘭の花には、白やピンク、青以外にも、紫・黄・オレンジ・リップカラー(紅白)などの色があります。
ただ、これらの色には色別の花言葉がないため、胡蝶蘭としての花言葉である「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」になります。
このように色別の花言葉がない場合でも、希少な紫や黄色を例に、贈るのにふさわしいシーンを挙げてみます。
紫は古くから西洋東洋を問わず、高貴で風格・優雅・気品を兼ね備えた位の高い色とされてきました。なので、紫の胡蝶蘭は、就任祝いや昇進祝い、長寿のお祝いなどのシーンにふさわしいでしょう。
また、黄色は見ているだけで元気になり、楽しい気分にさせてくれるポジティブなイメージの色です。さらに、黄色は風水的に「金運」や「商売繁盛」を意味します。なので、黄色の胡蝶蘭は、開店祝いや開業祝い、父の日などに最適な贈り物です。
胡蝶蘭の花言葉【西洋/外国】
実は、花言葉の発祥の地は西洋であり、自分の気持ちを言葉ではなく、その思いを花に託して相手に贈るという素敵な風習があったようです。
それでは、英語の花言葉は日本の花言葉と違うのでしょうか?
- Love(愛)
- Beauty(美)
- Luxury(高級、豪華)
- Refinement(優雅、上品)
- Gaiety(陽気)
どの花言葉も胡蝶蘭の花姿からイメージできるものばかりですね。
ただ、「Gaiety(陽気)」という花言葉は、蝶々がひらひらと舞う姿からつけられたと思われますが、西洋らしい発想だと感じました。
胡蝶蘭をお祝いや供花として贈るときの色に関する注意点
胡蝶蘭の花言葉をお伝えしてきましたが、どの色を選んでも悪い意味や怖い意味のある花言葉はないということがわかりました。
ただし、花言葉に関係なく、贈るシーンによってはNGの色がありますので、注意点をお伝えします。
胡蝶蘭を開店祝いや開業祝いとして贈る場合
開店祝いや開業祝いに胡蝶蘭を贈るときは、赤色の花やラッピングはできる限り避けるようにしましょう。
一般的に、開店祝いや開業祝いの場合、赤色は「赤字」や「火事」を連想させるため、縁起が悪くタブーとされているからです。
尚、メッセージカードを添える場合も、赤色のペンで書くことは避けましょう。
また、開店祝いや開業祝いに胡蝶蘭を贈るときのマナーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめてありますので、よろしければ参考になさってください。
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開店・開業祝いに胡蝶蘭を贈るときのマナー開店祝い・開業祝いに胡蝶蘭を贈るときの6つのマナーと避けるべきタブーも徹底解説!
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胡蝶蘭を葬式や御霊前の供花として贈る場合
胡蝶蘭はトゲのない花ですので、一般的に葬式や御霊前のお供えの花として飾ることができます。ただし、四十九日までは白色、四十九日以降であれば故人の好きだった色や淡い色など、色のある花を徐々に飾っていくと良いでしょう。
胡蝶蘭を贈りたいなら通販サイトがおすすめ
胡蝶蘭を贈りたい場合、花屋さんに行く時間がなくても、通販ショップであればいつでもどこに住んでいても、高品質で低価格の新鮮な胡蝶蘭を注文できるのでとても便利です。
尚、通販サイトにはラッピングや立札、商品写真送付など、様々な無料サービスがあるのが強味と言えます。
下記の記事では、胡蝶蘭のおすすめ通販10選についてまとめてありますので、お祝いや供花としての胡蝶蘭の購入を検討する上で、参考になれば幸いです。
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